BREAKING DOWN12

6月2日東京アリーナ立川立飛で行われるbreaking down12の瓜田君のスポンサーに株式会社敬愛興業がなる事となりました。

 

俺はこの興行があまりよく思っていなく、少なからず格闘技をしてきて心技体、いわゆる礼儀や生き方を、学んできた者として色々な思う事があった。

 

いじめや事件が増えた、いやいや警察の発表では暴力事件は減少している、いやいや興行の参加者は逮捕されても不起訴で出てきてる、

俺は思うんだけど、不起訴でも逮捕される事がいけない事であり、常識(ここで言うのはマナーやモラル)を逸脱している。

 

普通に生活している人は例え不起訴であろうと逮捕はされない。

 

暴力事件が社会で減っているのは少子化やコロナ、あらゆる事も影響している。

だからそれらを盾にこの興行は間違えてないと言うのは俺には到底理解できない。半グレが更生できる場所なんかいらない。

更生なんて別にこれにでてオラついて暴れて殴り合う必要はないし、人気者になる必要もない、黙って歯を食いしばり陰日向で一生懸命に生きればいい。

俺はそうしたし、だいたいの人はそうしてる。

YouTubeでするものではない。

 

 

しかし、この興行の表も裏も見る事で、いくらかの考え方は変わるし、自分に何ができる事があるのではないかと思わされる。

キン肉マンの頃も仮面ライダーの頃も子ども達は学校で真似をして特定の弱者をいじめる、発信するデバイスに原因はあるものの、受け取るのは自分と言うのも事実。今の社会で倫理観を保つのはとても強い精神力がいる。

 

瓜田君は知る限りどうしようもない惡だったが、それは俺も同じよ。ひどい人生だった。まだ10年前の話だよ、

 

興行がお金の為なのは仕方がないよ、運営するには人がいる、技術がいる、あれやこれやいる、そのあれやこれやの人らの生活がある。

 

一般的にはブラウン管越しに見るこの興行はバイオレンスで知能の低そうなエンターテイメントなのかも知れないが、そこには一抹の、一線の閃光があり、

 

掴むと消えてしまいそうな花の胞子のような、淡い夢がある。

#breakingdawn